rabirabimoのブログ

らびもの脳内をカキカキ…

背伸び

気だるく感じる時がある。

ベッドから天井と寝落ちしたライトを見つめ、ベッドのぬいぐるみを身代わりにできないかと思いながら、布団に妥協を求める。

 

雨が降ってる日ならなおさら。

上から重力を司った粒が、憂鬱な気分をより豪雨にしていく。

でも雨みたいに、あの粒みたいに重力に逆らわずにいたらなんて楽だろう。

背中を常に押してくれる人がいるぐらい楽だろう。

 

でもわたしたちは逆らう。

普通にしていたらいらない背伸びをして、もっと重力を感じて、もっと嫌になって。

 

でもわたしたちは光にむかって背伸びする。

太陽のように痛いくらい強い光にむかって。

 

そして耐えきれなくなると豪雨に足元を崩される。そうならないためにヒトは足元に注意をはらう。

 

そうこうしていると足元ばかり見て、目的の太陽を見ることを忘れる。